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低コストで効果的なDMリストの入手方法

公開日:2020/06/01  最終更新日:2020/06/17

宣伝で打つDMは便利な点が多いですがリスクもあります。なるべく少ない回数で顧客に反応してもらえるDMを作成することが重要です。そのためにも優秀なDMリストを持つことは重要となってきます。DMリストを入手する際はきちんとターゲットと業者の絞り込みをしてから購入しましょう。

顧客の反応率に関わってくる要素

DMはどんな相手にどんな内容を送るかによって開封率などが変わってきます。そしてDMの効果は送付するリストの質によって大きく左右されるでしょう。重要な要素はリスト・オファー・タイミング・中身となります。

リストには会社名か個人名と住所、電話番号などさまざまな情報が記載されています。オファーとは顧客が求める価値を提供することを指します。商品を紹介するだけでなく、キャンペーンでお得感を出すことも該当します。顧客に購入や来店行動を起こさせる価値があると思わせるかがポイントになります。

また、DMは情報を届けるタイミングを見極めることも大事です。例えば、使用しているスキンケア製品がなくなりそうなタイミングでDMが届けば見てもらえる可能性が上がります。確実に動機付けを起こさせるには印象的なメッセージであることが必要となります。それぞれの重要度に関しては割合が振られています。

以前は中身の割合が大きかったものの、DMの発送量が増えるに従って中身の割合は低下しています。中身を見られずに破棄されるケースが多いためです。それ以外の3つの要素に絞ることである程度中身を補完することが可能です。そのため、反響率はリストの質で大きく決定すると言えるのです。

購入したりツールで収集する方法

DMリストの入手方法はいろいろあります。なるべく費用をかけずに手軽に始められるのが自社での収集です。電話帳やネット上の企業サイトなどを1件1件チェックして、顧客になりそうな企業の住所などを入手します。費用はあまりかからないものの、入手方法としては大変な手間を要するので効率的とは言えない方法です。

他の業務に専念できず業務効率が大きく下がってしまうデメリットがあります。DMリストを販売する業者から購入する方法もあります。1件当たり1件あたり数円~数百円程度で販売されており収集する手間が省けます。月額で利用できるサービスもあるのでぜひチェックしてみましょう。

販売業者は多いので購入先はまず複数に絞り込んでニーズに合った業者を選んでください。個人情報の売買は違法ではありませんが、個人情報保護法に則って適切に取得された業者にしましょう。リストはデータ件数が多いのが魅力ですが、古いデータが含まれていることもあります。安易に大量のデータを購入せずにまずは少ない件数でテスト送付してみましょう。

不達になる数を事前に把握しておくと効率的です。他にも地域指定配達を利用する方法もあります。個人名で絞らなくても地域や宛先の属性を指定してDMを配達できるサービスです。ターゲット属性と居住エリアの関連が高い場所に向いている方法です。

他にもDMリスト収集ツールを使った入手方法もあります。収集ツールではサービスを提供する業者が作成したデータベースから条件に当てはまる企業を自動的にリストアップします。無料で試せるものからオプション機能に応じて数万~数十万円まで選択肢があります。便利な機能がついているので自社の希望に近いツールを選んでください。

リストの情報は常に新しく質の良いものにする

ターゲットとなる顧客を決める上では新しい情報は欠かせません。例えば自社のサービスを受けてくれそうな企業に送信しても必ず反応があるとは限りません。すでに他企業のサービスを利用したり必要としなくなった場合があるからです。DMリストに掲載されている情報も常に最新情報にするのが理想的です。

無駄なアプローチを減らして効率的な営業をおこなうためにも新しい情報を保有しましょう。そのためには宛先やアドレスが正確で重複がないのも重要なポイントです。重複して同じDMを2回送ってしまうとコストの無駄になり、受け取った相手に不快を感じさせたらクレームの原因にもなります。

小さなミスをきっかけに顧客になりそうな相手からの信頼を失ってしまうのはもったいないことです。使用するDMリストは企業をたくさん並べただけのものではいけません。企業規模や業種などを加味して、ターゲットが正確に絞られたリストにすることでより効果的です。

リストを購入・作成の際は件数の多さやコストの低さに目が行きがちです。くれぐれも正確に整理されていないリストを入手しないように気を付けましょう。自社の商品やサービスを必要としている企業に提供することでレスポンスも良いものになるのです。結果的に無駄なコストの削減にもつながります。

 

DMでの営業は大規模なマーケティングとは違った強みがあります。何件のアプローチに反応したのか、どんな相手からどのようなレスポンスが得られたのかが分かるのです。このような効果の測定は郵便であれメールのDMであれ同様の効果が得られます。

DMを作成するには顧客のリストが必要ですが、気を付けたいのはリストの質です。住所などの個人情報の正確さや情報の新しさや、そしてターゲット属性の明確さが大事なポイントとなります。

DMリストは件数が多くても質が低いものであれば顧客の反応を上げることはできません。販売業者からリストを購入したり収集ツールの利用する場合は以上の要素を備えた質の良いリストを選ぶようにしましょう。

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