法人リストの活用例を知りたい!
顧客を増やしたいが中々増やせないとき、どこに営業の電話をかけたらよいのかわからないときがあるでしょう。
自社の顧客以外のリストがあればそれを元に営業ができます。
各社がそのリストをどんな風に使っているか調べてみましょう。
セグメントを絞り込んでテレアポをする
成人を迎える女性がいる家にあるダイレクトメールが届くことがあるようです。
それは送り主は着物の販売会社やレンタル会社、その他美容院などです。
つまりは成人式に参加するときの着物であったり着つけ、ヘアアレンジの広告を送って、自分たちのサービスの利用を促すためでしょう。
この時業者はなぜ成人を迎える女性の家を知って送ることができるかです。
無作為に送ろうとすると非常に大量に送らなければならず無駄も多くなります。
成人式に出席しない人が見ても無駄になるからです。
それは事前に成人を迎える女性がその家にいることが分かるリストが用意されていて、それを元に送っているからでしょう。
個人を対象にしたリストだけでなく法人リストもあり同様の活用例があります。
使いたい業者には一定の営業領域があるでしょうから、その営業領域にある会社のみのリストがあると無駄が省けます。
さらに特定の業種のみに売り込みを行うのであれば、その地区にある特定の業種のみのリストを元にテレアポをすれば無駄がありません。
単なるリストであれば本来売り込みをしても無駄な法人の電話番号なども書かれています。
そちらに電話をする時間も無駄になりますし電話料金も無駄になります。
絞り込みに関しては希望を伝えればそれなりに対応してもらえます。
絞り込みだけなら自社でも行えそうですが、リストを提供する業者独自の絞り込みの技術などもあるので、よりテレアポが成功しやすいリストにして提供してくれます。
FAXと電話のリストを利用して営業を行う
ビジネス上のコミュニケーションの手段として、電話とFAXその他に電子メールなどがあります。
電話はかけて相手が出てくれば相手の所在が分かります。
しかしFAXと電子メールは一方的に情報を送るのみです。
相手がその情報を見てくれているのかどうかもわからない状態です。
ただFAXに関しては届いたかどうかはわかります。
通信不能であればそちらには送れなかったとの信号が出ます。
その信号が出なければ一応相手に送られているのでしょう。
ある会社においては、法人リストを使った営業を行っています。
そのリストには会社名と電話番号、そしてFAX番号が書かれています。
活用例としては、まずFAXで知らせたい内容を送ります。
すべての相手に送れるわけではなく、送れないところも出てきます。
そこで送れたところにだけ電話をかけます。
先ほどFAXを送ったが届いているかどうかを確認し、そこから営業トークでつないでいきます。
既にみてくれているところであれば話がしやすくなるでしょうし、見ていないと言ってくる会社でもFAXの内容に合わせて話しをしていくと何となく話を聞いてもらえます。
一般的な営業の電話はただ電話を突然するだけなので、会社名を伝えただけで切られるときもあります。
FAXと併用することで、すぐ切られるケースを少なくしてちょっとでも長く聞いてもらえるようになります。
その後うまくアポにつなげるかどうかはそれぞれの営業の力になりますが、アポが取れる確率は高くなるでしょう。
既にあるリストとは別に顧客の開拓をするとき
会社にはたくさんの資産、財産があります。
お金であったり自社ビル、製品などがあるかもしれません。
社員も重要な資産と言えるでしょう。
いろいろな資産の中でも最近重要性が高まっているのが顧客リストです。
もちろん古くから使われていましたが、今は情報流出などによってこの大事な資産が失われることもあります。
これまでは何となく管理していた会社もあるでしょうが、きちんとデータベース化して流出しないように管理をしているところが多くなっています。
顧客リストには現在の顧客から過去の顧客まで様々な情報があります。
会社をもっと大きくしようとするなら今の顧客だけではなくもっと顧客を増やす必要があるでしょう。
そこで利用を考えるのが法人リストになります。
業者に依頼をすると、社名や業種、電話番号などの情報のリストを一定の金額で提供してもらえます。
利用者側の活用例としては、新規顧客の開拓になります。
つまりは既に情報がある会社以外の会社情報を得て、そちらに営業をかけて新規の顧客獲得を行います。
この時業者に今の顧客情報を提供します。
そしてそれとは重複しない情報を受けてそちらを利用して電話をかけたり、ダイレクトメールなどを送ったりします。
新規獲得を狙う顧客に対してはそのためのトークを行いますが、既存顧客にこのトークをするのは良くありません。
逆に離れてしまう可能性があります。
顧客以外のリストの提供を受けることで、間違ったトークをしないで営業が行えます。
リストがあっても営業対象でない会社に電話をしても意味がありません。
ターゲットを絞ったリストがあれば、無駄なくテレアポが行えます。
FAXと電話を使うことで、電話でアプローチするよりも効率的な営業が行える場合があります。