どのような形式で納品される?便利なのはどの形式?
リスト販売業者から購入する手続きを踏み、作成するにしても、最終的には数日の内に納品となります。郵送やFAXでの納品であったり、もちろんPCから利用できるものの、そのリストは紙媒体であるのか、ソフトウェアなのか、いろいろな提供方法から選べるようです。
アナログ形式とデジタル形式がある
リスト販売業者によってサービスはいくつかの種類があるので、調べてから購入するようにしましょう。簡易的なデータは大雑把な情報ですが、安価で利用しやすい利点があります。料金はリストの質によって異なるほか、納品の形式によっても異なるところがあるようですが、それほど差が大きくないので問題はありません。
ただし、取り扱っているデータ量に注目してみましょう。多くのデータを扱っているリスト販売業者であれば、必要な情報を販売する形式にはExcelやCSVでの用意があっても、FAXや郵送納品に比較的多い紙媒体の対応が遅くなりがち、という意見も持ち上がっています。書籍だって電子化される時代、スーパーのチラシもアナログから電子化されており、デジタル形式での納品ならば迅速対応しているようです。
法人リストを購入するとき、データ量が多ければ紙媒体では枚数もたくさんになります。新しい情報に差し替えたい、そうした場合にもExcelやCSVのほうが簡単操作できます。もちろん、基本的にPCがある環境であり、PCのスキルを持っていることが条件になります。常に社員が閲覧できるようにしたいなら、ファイリングし、オフィス内の規定の棚に保管しておける紙媒体は便利でしょう。
ちなみに、電話番号の一覧表もリスト販売業者から入手できます。名簿の販売ですから、この場合の納品は紙媒体が多いようです。しかし、情報を自動収集できるツールを提供していることもあり、紙媒体で番号を調べていくよりも遥かに効率のよい情報を集められる利点があります。
自動ツールで収集できる内容は、電話番号やFAX番号、メールアドレスやURLを調べることも可能となる内容です。納品もソフトウェアをインストールする形式ですから、システムが整っていれば利用価値は十分ありそうです。紙媒体は、カタログ形式になっていれば使い勝手もよいでしょう。
後々の使い勝手のいい形式を選ぼう
上場企業から従業員数名の会社まで取り扱うリスト販売業者もあります。業種やエリア、さらにはキーマンのいる本社の絞り込み、回線判定されているリストの作成もおこなってくれます。作成してくれるところでは、納品の形式も選ぶことができます。人材派遣会社の取引先新規開拓のために電話営業をしたい、そうした希望もあるでしょう。
エリアや業種を指定しFAXでのDM一斉送信ということも可能です。そうした場合に便利な形式はExcelやCSVでしょう。DMの発送、後追いの営業電話用の名簿として後々も役立てることができます。
急ぎであれば、文字とカンマのみのCSVが便利ですが、さまざまなメディアに対応しているところを選びましょう。ちなみに、CD-Rでのデータ出力の場合、5円程度単価が高く設定されているようで、気になる場合には事前に問い合わせてみましょう。
引用したり検索したりするのに便利
IT化が進むため、Excel形式が便利ではあるものの、CSVはどのソフトでも閲覧することができるテキストファイルなので、例えば、ほかのPCでも閲覧したいのに、そのPCにExcelがインストールされていなければ閲覧できません。氏名や年代、性別や住所など1単語ずつカンマで区切られていて、1行ずつ情報が並んでいるだけなら単価も安く、専用のソフトウェアがなくてもメモ帳で編集できるのでCSVは便利でしょう。
検索に便利なのは、目的の情報に素早くたどり着けるのであれば、デジタルでもアナログでも便利なはずです。閲覧ならやはり紙媒体ですし、大量のリストを読み込むことを考えれば、長文を快適に読むことができる紙媒体が便利でしょう。
しかし、保存に便利なのはExcelなどのデジタルデータでしょう。紙文書をスキャンしてOCR処理をしたPDFなどは保存性に優れていますし、引用したい場合にもデジタルデータのほうが便利なようです。悩む場合には、リスト販売業者に相談してみれば、適した方法をアドバイスしてくれます。
リスト販売業者から法人リストや個人リストを購入する場合、どのような形式で納品を希望するのがよいのでしょうか。便利という内容は、その使う人によって異なります。
昔から馴染みのある紙媒体、インクや紙という素材は劣化しやすいために、長期保管には向いていないものの、閲覧のしやすさ、読み込みやすさがあります。もちろん、デジタル形式であれば、PCスキルが必須、誰もがスキルを持っているなら便利に利用できる納品の形です。