テレアポのリストはどこから入手する?おすすめの購入・入手先をご紹介
テレアポリストは企業が営業活動を行ううえで必要なリストです。リストの元となる情報は自社のホームページの訪問履歴やWebクローラーから得ることができます。自社で作成しにくいときは、専門業者からリストを購入することも可能です。本記事ではテレアポリストの重要性や情報の入手先、作成後の注意点について解説します。
テレアポリストの重要性
テレアポリストは企業の営業活動において重要です。そもそも、テレアポリストとはどのようなものでしょうか。テレアポリストの概要や重要性について紹介します。
テレアポリストとは何か
テレアポリストとは、自社の商品やサービスに興味がある見込み顧客情報をリストアップしたものです。「アポイントリスト」や「コールリスト」とも呼ばれます。見込み客のリストアップはテレアポの成果を上げるために必要不可欠です。このリストを作成し、自社のターゲットを把握し、戦略・戦術を考える必要があります。
なぜ、テレアポリストが重要なのか
テレアポリストが重要である理由は2点あります。ひとつ目は、効率的にテレアポを行えることです。テレアポとはテレフォンアポインターの略で、見込み客である個人や企業を対象に電話で行う営業活動です。やみくもに電話をしても成約は望めません。リストを活用し、効率よくテレアポする必要があります。
ふたつ目は、リストによって記録を管理しやすくなります。どの見込み客に電話をしたのか、話が進んでいる案件はあるのかなどの状況がテレアポリストによって把握しやすくなります。
自社のホームページから入手する
テレアポリストを作成する方法として、もっとも有効なのは自社サイトにアクセスしてきた個人や企業をリストアップすることです。
自社サイトにアクセスしてきたということは、自社の商品やサービスに何らかの興味・関心を抱いている可能性があるといえるからです。全く興味のない相手に比べると比較的短い期間で成約できるため、もっとも見込みが高い対象だともいえます。
では、自社サイトを見ている相手はどのようにして特定するのでしょうか。
そのために使用するのがIPアドレスです。IPアドレスはパソコンやスマートフォンの識別信号です。IPアドレスはインターネット上の住所のようなものですので、これがわかれば、IPアドレスを保有している企業を特定でき、電話番号を入手することができます。
Webクローラーを使って入手する
Webクローラーを使うのも、テレアポリスト作成方法の一つです。テレアポリスト作成の際、インターネットで情報を集めることができますが、一つひとつの企業の情報を手作業で集めるのは大変な労力がかかります。
そこで、GooglebotなどのWebクローラーを利用します。Webクローラーはインターネット上を自動で巡回し、いろいろなデータを集められるため、テレアポに必要な情報を集めさせることも可能です。
リスト販売業者から購入する
自社でテレアポリストを作成できない場合、専門業者からリストを購入することも可能です。こうした情報を大量に保有している業者として有名なのが帝国データバンクや東京商工リサーチです。これらの会社からリストを購入することで、手間をかけずに大量の情報を入手できます。ただし、購入にはある程度予算が必要であることや、自社と関係のない会社も数多く含まれているので注意が必要です。
作成後の注意点
ただし、リスト作成にあたって注意が必要です。リストは作成したら終わりというわけではありません。リストアップされている会社は常に色々な活動をしているため、情報が常に変化しているからです。作成したリストが有効性を保つためには、小さな情報でもリアルタイムで更新しなければなりません。
また、せっかく作成しても、使いにくければ効果が半減してしまいます。リストの項目を精査し、使用する人が使いやすいものでなければなりません。
さらに、リストを通じて情報を共有できなければなりません。そのためには、誰が見ても状況が把握できるようなわかりやすさも必要です。作成したリストは、最新性と利便性を追求して、つねにアップデートを繰り返す必要があります。
まとめ
今回はテレアポリストの重要性やリストの作成・入手方法、作成後の注意点などについて解説しました。最優先で作成するべきは、自社サイトにアクセスしてきた見込み客のリストアップです。成約の可能性が高いリストを作成し、相手に応じた戦略を考え、できるだけ早く提案することでビジネスチャンスをつかみやすくなるでしょう。それ以外のリストについても、可能な限り早く作成し、チーム内で情報共有していく必要があります。