業種別！顧客リストを集める方法を解説
ビジネスにおいて効率よく売り上げをあげたいと思っていることでしょう。しかし売り上げがなかなかあがらないという場合は、顧客の情報をリスト化していない、もしくはリストを活用して売り上げにつなげられていないという可能性があります。今回は、業種別に顧客リストをどうやって集めればよいのか解説します。
顧客リストを集めることの重要性
顧客リストというと、名前や住所、電話番号などをイメージする方が多いためはないでしょうか。顧客リストはあるけれどとくに活用していないという場合は、活用方法がわかっていないだけかもしれません。顧客リストの重要性について解説します。
顧客リストは大事なデータになる
顧客リストは名前、住所、電話番号などの個人情報にとどまりません。どんな商品やサービスを利用しているのか、利用する頻度、金額などの情報も集めておくことで、売り上げに活用できる有用なデータとなるでしょう。
どうやって活用するのか？
顧客リストは個人情報であるため、どうやって活用すればよいかわからないという場合もあるでしょう。いつどんな商品を買ったのか、どんな商品が好きそうか、購入頻度はどれくらいかといったことを分析し、クーポンや商品情報が掲載されたダイレクトメールを送ったり、来店したときに話題に出してみたりといった方法でアプローチすることができます。
顧客リストを情報ごとに振り分けることができれば、似たような特徴の顧客にまとめてアプローチすることも可能。上手く活用できれば大きく売り上げをのばすのに役立つでしょう。
業種別！顧客リストの集め方
顧客の情報が手に入る業種もあれば、なかなか手に入りにくい業種もあります。業種別に顧客リストを集めるにはどうやって集めたらよいのかを解説します。
飲食業
飲食店では予約の顧客の名前や電話番号を手に入れることはできても、ほかには顧客の情報を手に入れる機会がありません。以前に予約してくれた顧客に対して突然連絡するといった方法では不適切です。
飲食店が顧客リストを集めるのに有効なのは、LINEの公式アカウントです。公式のLINEはすでにあるのに登録率が悪い場合は、しっかりLINEアカウントをアピールできていない場合があります。ウェブサイトや店内のメニュー表、テーブルの上のポップなど目立つところにLINEのQRコードを設置しておきましょう。ただ設置しておくだけでは登録率はあがらないため、ホールスタッフやレジ係が注文時にLINEアカウントをしっかり説明することも心がけましょう。
また登録特典として当日利用できるクーポンなどの特典があると登録率をあげることができるでしょう。LINE登録まで顧客を誘導することができたら、定期的なクーポンの配布、新メニューのお知らせなどの連絡を行います。LINEやLINE経由で店の予約を簡単にできるツールを活用すれば、顧客側もさらに利用しやすくなります。
サロンやスタジオ
美容室やエステなどのサロン、スポーツジムなどのスタジオは予約や登録時に顧客の情報を得られるため顧客リストの作成は比較的簡単です。では顧客リストをどのように活用すればよいでしょうか？
顧客のなかには、メールアドレスを記入するのが面倒で記入しない方もいれば、記入してくれたもののアドレスが読めない、間違っているといったことがあります。スタッフ側もメールアドレス欄が空欄の場合、そのままにしておく場合が多く、メールでのマーケティングの機会を失っていることになります。メールアドレスをきちんと確認するようにする、タブレットを導入するなどして記入してもらいやすい環境をつくるなどして、メールアドレスの回収率を高めましょう。
難しければLINEアカウントやSNSのアカウントの登録を勧めるのもアイディアのひとつです。顧客リストは来店頻度や回数、利用するコースや商品などで分類し、顧客に響くような商品案内、お知らせ、クーポン配布などをメールやLINEで送ることで売上アップを目指しましょう。
リスト購入であれば短期間で成果が出る
顧客リストは普段会社を運営して営業を行っていくなかで集めたりします。しかし、新規立ち上げで顧客リストがない、業種的に顧客リストを集めるのが難しい場合はリストを購入するということもできます。
顧客リストの購入とは？
顧客リストの購入というと、許可を取っていない違法なものと考える方もいるかもしれません。近年ではどこの企業もホームページで自社情報を公開しています。そういった情報のリストをつくっているのがリストを販売している業者になります。ただし、一部には不正に入手した情報を扱っている業者もあるため、大手の業者を選ぶのがおすすめです。
顧客リストの収集に時間がかからない
店舗や会社を新規立ち上げした場合、顧客リストがない状態です。しかし顧客リストを購入すればすぐに営業活動を行うことができるため短時間で売上アップを狙うことができます。顧客リストの販売業者はリストを使って効率的に営業できるようツールを提供しているところもあるためツールも上手く活用するとよいでしょう。
まとめ
スマホやタブレットなどの活用で顧客の情報を集めやすい世の中ですが、業種によってはなかなか情報が集まらない業種もあります。どのように集めるのか工夫するのもよいですが、顧客リストの購入という手もあります。インターネット上に公開されている法人情報などを集めたリストを購入し活用することで、スピード感のある営業活動が可能になるでしょう。
