営業で使える新規開拓リストとは？集め方や作り方をご紹介！
日々、営業していくなかで顧客を新規開拓していかなければならない状況は多々あることでしょう。その際に、候補となる顧客のリストが迅速に、しかも簡単に手に入れば便利だと考える方も多いのではないでしょうか。この記事では、効率よく新規開拓リストを準備する方法を解説します。自社の状況に合わせて有料でも、無料でも作成できるのです。
新規開拓リストとは
新規開拓リストとは、営業で新規に顧客を開拓する際に、候補となる見込み客をリスト化したものです。新規顧客リストが手元にあれば、営業活動が効率的に迅速に行えるようになります。リストがあれば、営業マンは営業活動に専念できるうえ、リストの鮮度が高く信頼のおけるものであれば、廃業や重複による無駄な営業を回避できるからです。新規開拓リストは、内容がどれだけ自社の目的にあっているか、内容がどれだけ充実しているかによって、営業の成功率に大きな影響をもたらすものなのです。
新規開拓リストを無料で集める方法
候補となる見込み客のリストは、無料でも集めることは可能です。自分たちで収集するので手間や時間はかかりますが、もっとも目的にあった内容を集めやすい方法といえるでしょう。
企業のホームページなどを参照する
これは対象となる企業のホームページから必要な情報を集めるやり方になります。かなり地道な作業なので、手間と時間は覚悟したほうがよいでしょう。ホームページは企業が管理、更新しているものなので、情報の正確さはもっとも高いといえます。営業マンが自分の目で見て情報を集めるので、リストとしてはもっとも精度の高いものになるでしょう。
求人サイトを活用する
求人情報サイトを見て、情報を集める方法です。求人情報サイトは業種や地域などの条件を絞って検索できるので、対象となる企業を簡単に絞りこめるのがメリットです。今はさまざまな求人サイトがあるので、目的や業種によって求人サイトをいくつか使い分けるのもよいでしょう。
自社のデータベースを活用する
実は活用できていない顧客データがあるのが、社内にある情報です。各営業マンが保有している名刺や、セミナーなどを開催したことがあればその参加名簿や企業情報は、すべて有効活用できているでしょうか。接触したことのある企業の情報を集めて精査することで、より見込み度の高いリストを作成できる可能性があるのです。
新規開拓リストを有料で集める方法
顧客リストは、有料ツールを使って作成したり、リスト販売業者から購入したりすることも可能です。コストをかけることで鮮度の高い情報を定期的に手に入れられるので、リスト作成の手間と時間が省け、効率のよい営業活動ができるのです。
リスト収集ツールを使う
リスト収集ツールは、専用のクローラーがネット上から各種情報を収集しリスト化してくれるものです。あらかじめ業種や地域を絞り、集めたい情報を登録しておくことで、目的にあった内容でリストを作成できます。月額で料金が発生することの多いサービスです。
リスト購入サービスを利用する
リスト購入サービスとは、さまざまなリスト販売業者からリストを購入できるサービスです。自社の目的にあったリストを販売している業者を探して、リストを購入することで、効率よく営業活動を始められるのです。通信販売で商品を購入するのと同じように、業種や地域を選んで購入するだけなので、手間なく簡単にリストが手に入ります。
新規開拓リストの作り方
新規開拓リストを使って営業活動を成功させるには、質が高いリストを作成する必要があります。質が高いリストを作成するには、いくつかのポイントがあります。
鮮度を重視する
業種によっては廃業や入れ替わりの多いものもあります。掲載されている情報が古ければ、営業に行っても無駄足になることもあるでしょう。リストを作成する場合は、その情報がいつ更新されたのかを明確にする必要があります。
重複をなくす
企業によっては名称や住所が変更になったりすることで、以前のデータと現在のデータの両方が情報として掲載されるものもあります。重複している会社にアプローチすることで、イメージの悪化や活動の無駄にもつながります。質の高いリストを作成するためには重複データを精査しなければなりません。
自社の目的に合っているものを作成する
営業するにあたって、自社で提供するサービスや製品を必要とする企業にアプローチしなければ意味がありません。その意味で、目的にあった企業のリストを作成することが重要です。業種の選定はもちろん、必要な企業情報を網羅していることもリストには必要なポイントとなります。
まとめ
この記事では、営業の新規開拓に必要なリストを作成する方法について解説しました。営業活動にとって、見込みとなる顧客を把握しておくことは重要なことです。リストをできるだけ早く、簡単に手にできれば、効率のよい営業活動に時間をかけられます。営業の成功率のことを考えれば、コストがかかったとしてもリスト販売業者などから購入するほうがよいのかもしれません。自社の予算や目標を考えたうえで、最適な方法を選択するのがよいでしょう。この記事が新規顧客リスト作成の参考になれば幸いです。
