法人リスト販売にみられる悪徳業者の特徴
法人リスト販売業者がリストを販売することは違法ではないですが、中には漏洩したデータなどを不正ルートから買い取ってから販売している悪徳業者もあります。
特に有料の法人リストを購入するときは信頼できるサイトから情報を収集している業者を選ぶことが大切です。 ここでは悪徳業者の特徴や無料や有料の法人リスト業者の特徴について紹介します。
悪徳業者の法人リスト業者の主な特徴
利用したい法人リスト業者が、悪徳業者かどうかを見分けるときの主な特徴に金額があります。一般的なリストの金額相場は名簿1件あたり10円から30円で、これ以上の高額な価格になっているときは要注意です。 悪徳業者から間違って法人リストを買ってしまうと、そのリストが違法なものだとわかった時に販売会社だけでなく、購入した方も処罰の対象になる可能性があります。後からトラブルにならないように、リスト業者が正規の方法で名簿の情報を収集しているかをよく確認しておくことが重要です。
公式サイトで情報の取得方法や安全性に関して詳しく記載されているかを調べて、それでも不安な場合は電話で問い合わせをしてみてその時の対応などから判断出来ます。 実は業者から買い取る方法や無料で入手する以外にも、フリーランスの人に依頼することも可能です。これはフリーランサーに営業をしたいターゲットの地域や業種、会社規模などを伝えてから作成したリストを1件いくらで買い取るかを依頼することで、有料で業者に作成してもらうのと同様に即戦力のテレアポで活用出来るリストが作れます。
リストの取扱い方や作成方法に注意してからフリーランスに依頼すれば、悪徳業者から間違ってリストを買ってしまうというリスクも減らせます。 自社でもリスト作成は可能ですが、その分手間や時間などがかかりますし、作成をしたことがないと得た情報源などが信頼できるかもわかりません。効率よく取引先を見つけるためにも、信頼できるリスト業者を利用するのはメリットが多いです。
無料の法人リストの特徴と費用相場
有料で企業リストを販売している業者の費用相場は、業種によってかなり違っていて1件単位で金額を設定するので購入する件数でも費用が異なります。一般的にリストは名簿1件あたり10円から30円が相場で、件数分の料金と初回登録料やリスト作成を依頼するときの基本料などがかかります。 更に最低限の情報や詳細な情報など、提供する情報の細かさによっても違う単価のメニューになっているところもあります。 詳細な情報だと企業名や住所に連絡先、更に設立年や従業員数、売上高や資本金などより詳しく会社の情報を知ることが可能です。
法人リストには無料のものもあって、これは法人ナンバーを活用して作られたものです。日本では一人ずつマイナンバーが設定されてますが、同じように企業も法人ナンバーがありこれから企業検索が出来ます。 これを利用し作成されているのが無料のリストで、専用のサイトから自由にダウンロードできます。 無料で簡単に入手できるのですが注意することもあって、情報は最新でないことがあります。最新でないとテレアポなどでは使えませんし、営業を始めるときにリストの情報を調べて、一旦メンテナンスを行う手間などもかかります。
無料のダウンロードサイトだとリストとして出力する企業の詳細な絞込も出来ないので、ターゲットとして対象外になる企業の情報まで含まれます。 無料のリストはそのまま使うのは難しいのであくまで簡単な素材として考えて、自分で調査を行って手間をかけないと使えないリストになります。
有料の法人リストの特徴について
有料の法人リストは基本的に専用の業者が信頼できる情報源から作成したもので、リストは定期的に社内で調べていて情報も常に更新されるため無料と比べると遥かに活用しやすいです。 インターネットから取得したい企業の条件も詳細に指定できたり、業者によってリストの購入前にサイトで抽出した情報の企業名や業種、所在地の一部なども確認可能なので不要な物は削除して、必要なリストだけを買う事も出来ます。
費用はかかりますが、その分情報も最新でアプローチをしたい企業の正確な情報が得られるので、即戦力としてテレアポなどでもそのまま利用可能です。 ただ、無料の法人リストと比べて有料の方が信頼は出来ますが、有料でも悪徳業者がいることは確かです。 そのため、依頼する予定の業者がどのようなことをしてくれるかということはとても重要で、単に欲しいデータだけを提供するのではなく、ダイレクトメール送付や飛び込み営業代行、自社の営業に携わる事務のサポートなど他のサービスなども一緒に提供してくれるかどうかも確認しましょう。
購入後のフォロー体制も整っているところはきちんとした業務を行っていて、こちらが欲しい情報だけでなくサポートしてほしいサービスなども一緒に行ってくれます。 更に提供しているデータが信頼できる理由や説明などもされていることも大切で、常に新しい情報が更新されるようにチェックを行い、これまでの実績もわかるところは信用出来ます。
インターネットで検索すると多くの法人リスト業者が見つかりますが、中には悪徳業者もいることを知っておくとトラブルを防げます。相場よりも安すぎる場合や逆に高すぎるところ、情報源に関して詳しく説明されてないなど少しでもおかしいと感じるところは避けるのが無難です。