FAXDMで最初のリストを入手する方法
FAXDMという言葉を耳にしたことがありますか?
営業職なら耳にする機会があるかと思いますが、企業に一斉にダイレクトメールを送ることで商品情報や企業情報を一気にお知らせできるダイレクトメールサービスの事です。
利用方法は決して難しいものではなく、普通のファックスのようにファックスを作成して送信するだけとシンプルな方法です。
ファックスダイレクトメールを送る上で欠かせないのは、企業情報が載ったリストです。
FAXDMのリストを入手するにはいったいどうすればいいのでしょうか?
FAXDMリストの入手方法
★1つ目は名刺や名簿冊子のデータ化です。
今まで名刺交換をした方の名刺や名簿冊子あるいはビジネス雑誌からパソコンにデータとして入力を行い、それをリスト化するという方法です。
出回っていないリストなので、他のライバル企業が入手しにくいリストであり、リストそのものの品質も高いといえます。
ですが、名簿やビジネス雑誌ではFAX番号が入手できないこともあります。
データ入力代行に依頼すれば、面倒なデータ入力の手間が省けます。
速度に関しては社内からどれだけの人員を情報収集に割り当てるかで決まってしまいます。
1人当たり平均200から300件ほど集められますが、データ入力代行へ依頼すれば短時間に数千件対応できます
★2つ目はリスト収集ソフトを利用してリストを集めることです。
リスト収集ソフトによる自動収集を行えば、短時間で大量のリストをピックアップすることが出来るため、忙しい人でも短時間で多くの情報を集めてリストを作りたいという人に適しています。
ただし高価なソフトを購入し、インストールかをしてから初期設定を行っていきます。
ソフトの性能次第では1日で数千から数万件の情報を集められます。
人が情報をあつめるよりも、情報収集ソフトを使ったほうが確実に多くの情報を入手できます。
データ内容量をある程度確保しないと動作が遅くなってしまいます。
そのため、通常仕事で使用するパソコンとは別に情報収集専用のパソコンがあるとデータが遅くならずほかの仕事に支障をきたすことはないでしょう。
初期費用も大体30,000円から100,000円と考えておきましょう。
★3つ目は名簿業者が販売しているリストを利用することです。
企業データを提供している会社からリストを購入・レンタルをするという方法です。
購入の場合は実際のデータを納品してもらいます。
レンタルの場合は属性や地域などセグメントを入力すればファックスダイレクトメールだけではなく、テレアポやダイレクトメールに使用することができます。
実際のデータソースは残念ながら閲覧することはできませんが、2つ目にあげたリスト収集ソフトを購入するよりもかなり低コストで利用できます。
業者に希望の業種や地域に企業規模といったセグメントを伝え、該当する件数を教えてもらいます。
その件数を指定して購入するかレンタルするか判断します。
レンタルに関してはすべての業者が行っているわけではないので、レンタルを希望する場合は、販売とレンタル両方取り扱っている業者に依頼しましょう。
特別難しい作業ではなく、手間といえばただ業者とのやり取りだけなので、だれでも簡単に利用することが出来ます。
業者はすでに大量の情報を保有しているため、例えば1,000件分のデータが欲しいといえば、すぐにその件数分の情報を手に入れることができます。
法人リストであれば特に個人情報保護法に抵触しないので問題はありません。
しかし中には個人情報まで販売している企業もあります。
個人情報の売買は、個人情報保護法に抵触する可能性も否定できないので、個人情報を販売している業者はあまりお勧めできません。
◆購入を希望する場合、大手の与信提供会社であれば1件およそ500円から1,000円。
大手データベースになると1件30円から300円、一般的なリスト提供会社は1件当たり5円から30円。
レンタルになりますと1件3円から10円が相場となっております。
情報収集は賢く、大量に入手しましょう
今の世の中、情報を集めようとなるといくらでも手段はあります。
ただし、中には法に抵触するような業者もあり、分かったうえで購入しても犯罪になります。
特に企業からの情報を購入もしくはレンタルする場合、信頼できる業者か調べる必要があります。
しかし、賢く利用すれば短時間で尚且つ低コストで大量の情報を入手することが出来ます。
情報収集ソフトも確かに大量の情報を1日で入手することが出来ます。
しかし、3万円から10万円も金額が発生してしまうので、情報を購入もしくはレンタルするのか、情報収集ソフトを購入するかは会社で相談をして決めましょう。
大量に情報を入手することは、それだけ多くの企業へ自社商品や自社をアピールすることが出来るということです。
FAXDMをこれから始める人は、まずは必要な数の情報を入手し、それから属性別に分け、どの会社に何をアピールするか、きちんと構成を立ててから送るようにしましょう。