リスト販売業者の力を借りて解消できる悩み
ノウハウの無い個人や企業でもリストを収集するまでは不可能ではありませんが、収録されている内容の整理や管理などの使い勝手も重要な要素です。
これまで多くの経験やノウハウを持っているリスト販売業者の力を借りることができれば、それらの悩みを一気に解消することが可能です。
ニーズに合わせた名簿を提供してもらえる
名簿は自社の商品やサービスのセールス、マーケティング調査などに利用することがありますが、どんなに良質なデータであってもニーズに合わずにアポイントメントさえ取れなければ意味はありません。
例えば女性用化粧品を男性に売り込んでも全く相手にされなかったり、富裕層向けの商品を一般の方に提案してもなかなか手を出してもらえないというケースがあります。そんな時は業務形態、売り込みたい商品やサービスに合わせてターゲットを絞り込んだ名簿があれば、全く可能性の無い顧客にアポイントメントを試みて断られるような無駄なリソースを要する必要も無く、高確率で契約を締結できる顧客を見つけることができます。
これまではデータベースの中にある年齢や性別、職業などの属性から人物像をプロファイリングし、自社の商品やサービスに対するニーズの有無を手探りで判断するという膨大な作業を行わなければなりませんでしたが、ターゲットが明確な場合はリスト販売業者に相談すれば要望に添った名簿を提供してもらえるだけではなく、ターゲットの判断が付かない場合にはどのような層に訴求力を持つ可能性があるのかについてアドバイスや提案をしてもらうことができます。
リスト販売業者が保有している豊富なデータベースの中から最適な顧客ターゲットがピックアップされた名簿が提供され、即座に効果的なアプローチを行うことが可能です。
様々なファイル形式に合わせてくれる
多くの企業では既に確立した社内システムがあり、例えばテキストデータを取り扱うにはどんなソフトウェアを利用するのか決まっていることがほとんどです。ここでリスト販売業者から提供されたファイルのフォーマットが、これまで社内で一度も使用したことの無い形式で取り扱いに困ってしまったというケースも少なくありませんでした。
コンバートできる形式であれば問題ありませんが、不可能であればひとつひとつの項目を手作業で自社使用しているツールに書き写すという膨大な作業をするケースもありました。また、新規にソフトウェアを導入したり使い方を習得するために研修を行うなど、ここで多くの時間とコストがかかってしまうのであれば業務を効率化するためにリスト販売業者が提供しているサービスと契約したメリットが半減してしまいます。
そんな時のために、さまざまなファイル形式に合わせてデータを提供してくれるリスト販売業者も存在しています。有名メーカーの文書作成ソフト、データベース管理ツールなどメジャーなフォーマットのほとんどに対応しているのはもちろんのこと、マイナーなソフトや自社で独自に開発したツールでも柔軟に相談に乗ってもらえる場合があります。はじめからファイル形式が一致した名簿が提供された場合は、日頃から使い慣れているツールで読み込んで即座に活用することが可能です。
リストではなくツールが提供される時代へ
リスト販売業者が提供している名簿はテキストファイル形式のものがほとんどでしたが、これでは互換性の問題から自社で導入しているソフトで読み込めないという問題が生じるケースがあるのが大きな課題でした。そこでここ数年で増えているのはリストがツール込みで提供されているケースで、これならばツールやファイル形式による互換性の問題が解消できます。
リスト販売業者が開発した独自のツールには名簿のデータベースが組み込まれており、年齢、性別、職業などの基本情報に加えて趣味や購入履歴などのパーソナルデータデータグが付けられているものもあり、ツールから検索を行えば自社の商品やサービスに興味があると思われる顧客に絞り込んでリストアップさせることが可能です。
また、データ量が膨大になった場合には保存するディスクの容量も大きな負担になりましたが、データベースをクラウド上に保存して専用ツールでアクセスできるサービスもあります。従来ならば追加の名簿が必要になった場合には何度も新規に購入するのが大変な手間でしたが、クラウドを利用している場合はオンラインで契約すると瞬時にデータベースが開放されてシームレスに利用できるようになるのも便利です。
面倒な管理は全てクラウドの側に任せられるため自社のサーバーから直接データが情報漏えいするリスクも無く、安全かつスピード感を持ってビジネスを展開したい場合におすすめです。
名簿を使って的確なセールスやマーケティングを行えば一定の効果が期待できる一方で、データの管理や整理が大きな負担となるのも悩みのひとつでした。そんな中でリスト販売事業者では、現場での負担を軽減しつつも質の高いデータを提供するサービスを展開し多くの問題を解消しています。これらのサービスを利用して業務の効率化を図り、大きな収益を上げている企業が増えています。
