リストマーケティングが怪しいと言われる理由
リストマーケティングとは、顧客を集めて活用していくマーケティング手法のことを指します。しかし、一部の人たちには、リストマーケティングは怪しいという印象もついているようです。顧客の個人情報を扱う手法でもあるため、導入前に危惧してしまうかもしれません。今回はリストマーケティングの怪しいとされる理由を解説します。
リストマーケティングが怪しい理由
リストマーケティングは、もちろん健全なビジネスでも利用されています。しかし、リストマーケティングが怪しいと言われる理由というのは、実際に詐欺のような扱いをされている例が頻繁しているからです。下記で、その具体的な例を紹介していきます。
価値が低い商材を高額で売る
例えば、「毎月、簡単に何万円稼ぐ方法を無料で教えます!」といったこちらにとって有益な情報を最初は無料で提供してくれて、慣れてきたら「これがあれば、もっと利益を出せますよ」と言って、価値の低い商材を高額な値段で売るという悪質な例があります。異様に商品の価格が高い場合などは必ず注意しましょう。
その分野に詳しくない方に無理やり情報を売ろうとする
無理やり情報を売ろうとしてくる方にも注意してください。こちら側にその分野の知識がない場合、無理やり丸め込まれる危険があります。特にまだ知識の浅い大学生などがよくターゲットにされているのを耳にするので、気をつけましょう。
営業リストの獲得はビジネスの要
営業リストは、ビジネスの要と言われており、とても重要視されているツールとなります。そもそも営業リストは、営業活動していく上でターゲットの情報が一覧で記載されているもので、企業名や、電話番号、住所、代表者名などの情報が一目で把握できます。そんな営業リストには、多くのメリットがあるので下記で解説していきます。
作業の効率化
営業リストで、情報を一覧化することで、知りたい情報が一目でわかります。例えば、営業先に電話をしたい時など、わざわざ電話番号を調べなくても、営業リストを見れば、電話番号が掲載されているので、すぐ電話することができます。
このように作業が効率化すれば、より多くの営業先に連絡が可能となるため、成約率UPにも繋がってきます。競合する会社が多い場合は、このようなスピーディーな行動が大事になってくるので、営業リストを利用するメリットと言えるでしょう。
リストの共有がしやすい
営業リストを共有することで、営業の進捗具合を会社全体で共有できるので、営業先に連絡を重複してかけてしまったりすることが無くなります。誰がどの営業先に行ったなどの状況も営業リストを見れば、把握できるので便利です。
データの情報収集も可能
営業リストを活用することで、データの蓄積が可能となります。蓄積されたデータは、次回の営業時に活用できたりして役立てることができます。営業リストにデータを収集しておけば、情報が漏れるリスクが減るのもメリットの1つです。
信頼性のあるリストマーケティングの事例
最後に紹介するのは、信頼性のあるリストマーケティングの事例です。先ほど、リストマーケティングが怪しい理由について、解説しました。では、逆にどんなリストマーケティングだと安心して利用できるのでしょうか。下記で、具体的な事例を交えながら解説していきます。
テレビショッピングを利用したカタログ販売
こちらの場合は、最初にテレビショッピングで、おすすめのお買い得商品を宣伝して、特別価格でお客さんに商品を提供します。お買い得商品を買ってもらうことで顧客に満足してもらい、信頼関係を築いていきます。その後も、会員登録をしてもらいながら、優良な商品を紹介し続けます。
そして、最後にカタログで高額な商品を宣伝して、販売するという流れになります。こちらは、テレビで紹介している有名な企業ということもあり、信頼性があります。
SNSを利用した事例
次に紹介するのは、コンビニなどでよく見かける事例です。よく「Twitterをフォローすれば、無料クーポンを配布!」のような特典を見かけたことがあるかと思います。
このように、SNSを駆使して、クーポンやキャンペーンを紹介して、それに興味を持って来店したお客さんに、他の商品も買ってもらうという仕組みになります。こちらは、SNSを利用して宣伝しているので、信頼性がないと、あっという間にSNSで悪い評判が広がってしまいます。そのため、このようにSNSで大々的に宣伝しているお店は、信頼性があると言えます。
まとめ
今回は、リストマーケティングの特徴や営業リストについて説明していきました。リストマーケティングが怪しいとされる理由は、中身のない情報商材などを高額で売るためによく用いられていたためです。しかし、手法自体は信頼性があります。安定して成果を上げるために必要なもので、大企業などでも広く導入されています。健全なビジネスに用いるのであれば、怪しい印象を持たれることはないでしょう。リストマーケティングで貴社の利益を伸ばしつつ、社会によりよい価値を提供できることを願っています。