企業名簿を効率的に集めるならリスト販売業者！他の収集方法と比較

企業名簿には商号名や本店所在地・電話番号などの基本データが記載されています。現在ではホームページで公開されてはいますが、業種の顧客分布に対応した情報がまとめて記載されている名簿の利便性は依然として変わりはありません。とくに新規事業立ち上げ時や販路開拓による新規顧客層を獲得する上で企業名簿は大いに役立ちます。

新規顧客開拓には必須の企業リスト

新規に事業を立ち上げたりした時点では取引実績の蓄積が少ないため、企業名簿にまとめるほどの新規顧客候補に関するデータを充分持ち合わせていないことがあります。販売促進費などを節約するには自前で企業の情報を収集しリストアップすることで、営業戦略に活用することが検討されます。

この場面でどのような方法を選択することになるのかが問題です。現在では商取引法などの法律規制の影響を受けて、企業の基本情報から決算に関する詳細に至るまでホームページで公開されているのが一般的です。そこでホームページにアクセスして必要な情報を修得する方法があります。少なくとも公開されている情報の中から有益な内容を抽出してリストップしていくというわけです。

しかしこの方法では個別の企業を収集することになるので、当然手間がかかります。同業種や取引先の属性に合わせて、必要なデータをまとめたものが企業名簿です。自社で作成するには膨大な労力と時間が必要になるので、専門に名簿類を取り扱うリスト販売業者も数多く事業展開しています。

かれらの企業名簿作成のための情報収集方法は、プロならではの洗練性があり個人で収集するよりはるかに効率的にデータを収集しているそうです。ポータルサイトから複数の企業のデータを取得したり、時には企業情報を取り扱うデータバンクなどを利用するなどしてリストアップの元になるデータを収集しています。

リスト販売業者を選ぶときはどこに着目するか

リスト販売業者は、ポータルサイトなどに掲載されている二次情報や、個別企業のホームページなどの経路から企業情報を取得したり企業情報を専門的に配信する事業者を利用するなど多彩な情報収集手段を確保しています。

実際にはそれぞれのリスト販売業者ごとに、かなり収集方法は異なりますが独自の切り口でデータを集積しているのがメリットです。企業名簿のジャンルも、飲食・運輸・医療や各種工業・宿泊施設から金融機関や各種メディアに至るまで幅広い対象にわたっています。

そのため業種に関わりなく、必要な企業名簿を取得するのはさほど難しいことではないはずです。とはいえ企業名簿を入手しても活用できなければ意味がありません。そこでリスト販売業者を選定するときのポイントは、必要なジャンルに関するデータを詳細にリストアップできるか否かです。

具体的には営業を予定している顧客層にリーチできる内容の企業名簿を提供できる能力に尽きます。ターゲットに近い企業のデータを入手できることが大事なので名簿の量はもとより品質も重要です。

名簿をもとにリストアップしていく段階でいろいろな条件でソートできれば目的にかなった名簿を手にできたことになります。入手できた企業名簿のなかには不必要な情報が多く含まれていることもあります。あまりにニーズと乖離した内容のときは返金対応してくれるリスト販売業者であれば安心です。

リスト販売業者を利用してできること

インターネット検索すれば数多くのリスト販売業者がヒットします。どの事業者に依頼するべきか選択基準に困るほどですが、私企業の情報というセンシティブな内容を含むデータである以上、信頼できる業者であることが望ましいのは当然です。

実際に利用した方の口コミなどを調べて、信頼するに足りると判断できて初めて依頼するのが望ましいでしょう。膨大な会社情報を保有していることを喧伝している場合もありますが、情報の内容が古すぎたり、必要な条件で検索できる絞り込み機能などが不充分では必要なデータにまとめてアクセスできません。

選択するときには情報量はさることながら、絞り込み機能の内容や最新のデータに更新しているか、などにも注目してください。利用して利用できるサービスは、リスト販売業者により違いがあります。サービスの独自性が売りになる訳ですが、ユーザーの立場で必要な情報にアクセスできるサービスを提供してくれるかどうかも重要なチェックポイントです。

あるリスト販売業者では、自動リスト作成機能を活用できることもあり、キーワードを入力するとウェブ上からデータを収集しリストに反映させることができます。また日頃から最新情報の更新をしていて、管理ソフトとセットで販売している業者もあり、検索機能はもちろんメール送信や重複チェック機能など便利な機能を具備した使い勝手のよりリストを提供していることもあります。

新規顧客開拓のための営業活動では、基礎資料の収集と選別が必須です。自社の提供する商品やサービスなどが顧客候補層にリーチできて初めて営業活動がコンバージョンにつながります。リスト販売業者が提供する顧客名簿は、多数のデータをいろいろな切り口で分析できるため営業活動のサポートに役立ちます。